@article{oai:kutarr.kochi-tech.ac.jp:00001490, author = {百田, 佐多生 and 平尾, 孝 and 古田, 守 and 川原村, 敏幸 and 谷口, 淳}, issue = {1}, journal = {高知工科大学紀要}, month = {Jul}, note = {重イオンビームは、それ自体が興味深い研究対象であると同時に、強力なツールでもある。特に1MeV以下の低エネルギー重イオンビームは、その照射効果を利用した加工・改質を行うためのツールとして半導体製造をはじめとする広い分野に応用されている。照射効果の一つであるスパッタリング現象は、表面の平滑化や薄膜形成に利用されてきた。この手法に物質との反応性に富む多価イオンを利用すると、加工・製造プロセスの効率化が期待できる。また、結晶材料にイオンビームを照射した場合、スパッタリングの初期過程で数nm~数十nmの隆起現象が確認されている。この現象は、ナノメートルサイズの3次元構造体を形成する新たな加工法の実現を示唆している。これらの加工手法を確立するためには、スパッタリングや隆起現象の基礎データに基づいて加工特性を評価する必要がある。本論文では、高知工科大学に建設した多価重イオンビーム照射装置を用いて行った、スパッタリングと隆起現象に関する研究を紹介する。}, pages = {89--94}, title = {重イオンビームを用いたナノメートルサイズの3次元加工}, volume = {8}, year = {2011} }