@article{oai:kutarr.kochi-tech.ac.jp:00001504, author = {武村, 由美 and 永野, 正展 and 松崎, 了三 and 松村, 勝喜}, issue = {1}, journal = {高知工科大学紀要}, month = {Jul}, note = {農業はわれわれ人類の生存を支える基盤である。戦後、わが国の農業は、時代の要求に応じて、技術の進歩を背景に生産性を向上させ、規格に適応した農産物の量と価格を追求する流通システムを構築してきた。生活は豊かになり、飽食の時代と呼ばれるに至ったが、無駄に廃棄される食品ゴミや食生活の偏りなどを鑑みると、国民の食や農業に対する理解と関心は十分とはいえない。教育ファームは、子どもから大人に至るまで農業や自然環境を体験学習することで、食や農産物に関する正しい知識を得る機会を提供する。つまり、国民一人ひとりが食や食品に対する正しい知識を得る場であり、農の本質や価値観を再考する場といえる。農業に対する正しい認識は、単なる産業としての農業ではなく、生存基盤としての新たな農業の地盤を確かなものにする。教育ファームの役割は、食や農業、自然環境を体験し学習できる場の提供であり、その活動を通じて、新たな農業と消費者をつなぎ直す仕組みにその意義がある。}, pages = {207--214}, title = {教育ファームの意義と役割に関する一考察}, volume = {8}, year = {2011} }