WEKO3
アイテム
説明活動が概念理解の促進に及ぼす効果 - バフチン理論の「対話」の観点から -
http://hdl.handle.net/10173/607
http://hdl.handle.net/10173/6078a89fa2b-2fe9-486c-8a6c-87fbefee0960
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
JJEP_57_4_478.pdf (1.3 MB)
|
|
Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2010-12-24 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 説明活動が概念理解の促進に及ぼす効果 - バフチン理論の「対話」の観点から - | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 説明活動 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 概念理解 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 分かったつもり | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 日常経験知 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | トランザクション対話 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
著者 |
田島, 充士
× 田島, 充士× 森田, 和良 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本研究では,日常経験知の意味を取り込まないまま概念を暗記する生徒達の,「分かったつもり」と呼ばれる学習傾向を改善するための教育実践である「説明活動(森田,2004)」の効果について検討した。本実践では,生徒達が教師役を担い,課題概念について発表会で説明を行うことになっていた。また残りの生徒達は聞き手役として,日常経験知しか知らない「他者」の立場を想定して,教師役に質問するよう求められた。この手続きを通し,日常経験知の観点を取り入れた概念解釈の促進が目指されていた。小学5年生を対象に実施された説明活動に基づく授業を分析した結果,以下のことが明らかになった。1)本授業の1回目に実施された発表会よりも,2回目に実施された発表会において,教師役の生徒達は,日常経験知を取り入れた概念解釈を行うようになった。2)聞き手役からの質問に対し,1回目の発表会では拒否的な応答を行っていた生徒達が,2回目の発表会では,相手の意見を取り入れた応答を行うようになった。これらの結果に基づき,本実践における,日常経験知との関係を考慮に入れながら概念の意味を解釈しようとする,バフチン理論のいう概念理解へ向かう対話傾向を促進する効果について考察がなされた。 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | The present study investigated effects of an educational practice called "dialogic activity," which aims at promoting learners' understanding of concepts by interpreting the relation between a concept and the learners' everyday experiences dialogically, following Bakhtin's theory. Participants in the study were fifth graders in elementary school (20 boys, 20 girls). Some of the pupils were required to make presentations about task concepts, whereas the other pupils, after listening to the presentations, were asked to devise questions from the perspective of their everyday experiences. Comparison of the presentations performed in between the lessons suggested the efficacy of dialogic activity: (a) the presenters came to interpret the concepts by adopting the standpoint of their everyday experiences, and (b) the dialogic attitudes of the presenters toward the audience questions changed from rejecting to responsive. | |||||
書誌情報 |
教育心理学研究 巻 57, 号 4, p. 478-490, 発行日 2009-12-30 |
|||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0021-5015 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00345837 | |||||
権利 | ||||||
権利情報 | 日本教育心理学会 | |||||
権利 | ||||||
権利情報 | 本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Dialogic Activity and Fostering the Understanding of Concepts : "Dialogue" in Bakhtin's Theory | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 日本教育心理学会 | |||||
関係URI | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | http://ci.nii.ac.jp/naid/110007580117 | |||||
関連名称 | http://ci.nii.ac.jp/naid/110007580117 |